モバイル回線とセンサーデバイスによってあらゆるものがiot・m2m化する

iot・m2mという言葉が現れて久しいですが、格安simに多数の企業が参入したことによって、さらにiot・m2m技術の普及が進んでいます。
iot・m2m用モバイル回線は通常の携帯電話回線と比べて非常に格安なので、今後、あらゆる企業や商店がさまざまなサービスをiot化、m2m化していくことでしょう。

そこで気になるのが、iotとm2mの違いです。どちらもよく似た考え方ですが、厳密には違いがあります。
iotとは「Internet of Things」の略で、日本語では「モノのインターネット」とよく言われています。スマホやタブレットなどのモバイルデバイスだけでなく、あらゆるモノがインターネットで繋がるという考え方です。
安い料金で固定ipが使えるsimをocnへ申し込みするなどの利用方法があります。
たとえば、工場や倉庫などでは実際にiotが活用されており、センサーデバイスを使って機器の異常や在庫数などの情報をリアルタイムで収集します。

m2mとは、「Machine to Machine」の略で、機械と機械がネットワークで繋がることを言います。iotとよく似ていますがm2mでは人間が介在しないのが特徴です。機械同士が直接データをやり取りして、情報処理したり機器を制御したりします。一例として挙げられるのが、自動販売機の遠隔管理システムです。自動販売機の商品の補充などは、以前は定期的に人が巡回して直接行なっていました。ところが、m2m技術を導入することで、その自動販売機でどんな商品がいくつ売れているのかがリアルタイムで本部まで送信されるようになり、必要な時だけ商品の補充をすればよくなりました。また、売れる商品の傾向もわかるため、今後の販売戦略にも繋げられます。

iotとm2mの違いを見てきましたが、いずれにせよあらゆるモノがインターネットで繋がるということです。iot・m2m用モバイル回線は、安いところでは通信料が月額100円程度まで抑えられます。コストがかからないとなれば、今後、この技術を導入する企業は爆発的に増加することでしょう。