iot・m2m用モバイル回線とデバイスやクラウドの活用で注目されるセキュリティ対策の方法

iot・m2m用モバイル回線と各種デバイス、クラウドを使って、データの取得や分析を行う技術はさまざまな分野で活用されています。
ただし、iot・m2mはインターネットに繋いでデータをやり取りする以上、セキュリティ面の対策も必要です。

iotとは「Internet of Things」というぐらいですので、当然ながらインターネットに接続することを想定しています。
複数の固定ipを利用する場合はocnの法人向け、固定ip8などがあります。インターネットにはセキュリティ対策が必要ですが、iot・m2m分野ではセキュリティに関してはあまり注目されていませんでした。ところが、最近ではiotデバイスがサイバー攻撃のターゲットになるケースが増えているのです。

iot・m2mのセキュリティを研究する機関によると、iotデバイスのマルウェアに感染する件数が増加しているとのことです。
工場設備、医療機器、電力施設などに利用されているiot・m2m技術ですが、セキュリティ対策が不十分なために業務改善や利便性向上どころか生活やビジネスに大きなダメージをもたらす危険性があるのです。
そのため、iot・m2m技術を導入するには十分なセキュリティ対策を講じなければなりません。

iot・m2m技術を安全に使うには、最も効果的なのがインターネットと接続しないで使うという方法です。
それを可能にする「Closed IP Network of Things」、通称CoTが注目されています。インターネットではなく、クローズドIPネットワークを経由してデータを通信するという技術です。
デバイスがインターネットに繋がっていないため、外部から攻撃を受ける心配がありません。

また、iotデバイスをクローズドな環境で使っていても、データの取得や分析のためにクラウドを使っているケースもあります。
クラウドもインターネットに接続してアクセスしますので、セキュリティ対策が必須です。これについても、最も効果的なのがクローズドなネットワークで完結させる方法です。
デバイスとクラウドの間を専用回線で接続すれば、外部からの攻撃に怯える必要がなくなります。